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現代英英辞典


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オックスフォード現代英英辞典



概要
オックスフォード現代英英辞典 インタースクールに通ってた頃、「英英辞典を使いなさい」としつこく言われました。 そこで買ったのがこれ、Oxford Advanced Learner's Dictionary, 通称 OALD です。

「英英辞典を引いても意味がわからないし使いにくい」という方、 一度本屋で OALD を見てみてはいかがでしょうか。 OALD に限らず、他にも学習者用の英英辞典がいくつかあります。

英英辞典なんて使えないと思っていた
英英辞典と言えば、それまで The Little Oxford Dictionary というポケット版を持っていたのですが、 単語を引いてもその説明がわかることは稀で、 結局滅多に使わなくなっていました。

Littleだったのもよくなかったとは思うが、 おそらく大きなものでも結果は同じだったでしょう。

学習者用の辞書の存在を知った
ロンドンで英語学校に通ったとき、 その学校で貸してくれた辞書が (具体名は忘れたが) "student" という種類のものでした。 その単語のさまざまな意味が、すべて例文つきで説明されており、 単語の意味だけでなく文として使うために十分なものでした。

英英辞典を使えと言われてしぶしぶ買いに行った
学校に言われても持ってない人も多かったのだが、 当時英語学習に気合いの入っていた私は「しかたないなあ」とか言いながら 新宿の紀伊国屋に英英辞典を探しに行きました。

今度は学習者向けのものにするということは決めてありました。 試しに OECD や普通の英英辞典も見てみましたが、 やはりとてもじゃないが使う気になりませんでした。

紀伊国屋には本当に大量の英英辞典がありました。 学習者向きに限っても比較するのが大変だったほど。

OALD に決めた
イギリス趣味の私はイギリスの出版社のものというのが大前提にありました。 またサイズや語数である程度しぼったのち、 幾つか単語を決めて、すべての辞書で引き比べ、 「意味を知りたいとき」「文を書きたいとき」と考えて読んでみました。

この結果から、 コゥビルドとオックスフォードの中上級者向け辞書に候補をしぼりました。

この二つは内容では優劣がつけがたかったのですが、 結局は紙の質でオックスフォードを選びました。

感想
説明がわかりやすいので、 もういや!ということは滅多になくなりました。

たまにはわからないときは、 そういうときは気が向けばもう一度引き、 気が向かなければ英和に走るという方法で使いつづけています。 また、見出しの語数ではさすがにリーダース英和には勝てないので、 見つからないときはリーダース英和をひいています。

OECDのような普通の英英辞典は、 ネイティブが使うためのもので、 日本語ならば広辞苑や岩波国語辞典のようなものなのでしょう。 それを私のレベルの学習者が引いてもわからないのはあたりまえ。 「ある程度語彙が増えるまでは英英辞典は意味がない」というのも納得がいきます。

しかし、英単語の意味を、英語で理解することの意義はよくわかるので、 こういう辞書を見つけることができたのは大変うれしいのです。

CD-ROM版の歴史
1997年に初のCD-ROM版が出版されたものの、価格は日本で17000円、イギリスでも70ポンドと高価でした。

その後、一時期インターネット上で引けるOALDが公開されていたのですが、なくなってしまいました。

2005年に第7版が出て、そこそこの値段(4200円)でCD-ROMつきのOALDが買えるようになりました。

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